ほうれい線って実年齢より老けて見えるので、出来ればないに越したことはないですよね。そのほうれい線、どうして出来ちゃうのか考えたことありますか?加齢から? 確かに加齢は一つの原因ではありますが、だったら、20代でもほうれい線があって、50代でもほうれい線がない人がいるのは謎ですよね。

では、ほうれい線が出来る理由をカラダの深部から検証していきましょう。

ディープフロントライン

私たちの身体には、ディープフロントラインなるものがあります。身体の一番深いところを走っている筋膜の事をディープフロントラインと呼びます。

図を簡単に説明すると、足首のあたりから、舌骨上筋、斜角筋までざっくりいうとと頬の辺りまで筋膜で繋がっているんです。美意識が高い方、お腹を引っ込めるくせありませんか?もしくは無意識で常にお腹を引っ込めている方もいらっしゃいます。これの怖いところは無意識なので、ご本人はなかなか気が付かない・・・

私自身、腹筋トレーニングを長年やってきまして、お腹を押し込めながら、腹筋していました。もちろん腹筋を作るという目的には沿ってはいるのですが、ほうれい線からすると、残念ながらほうれい線を深くすることになります。

骨格の仕組みから申しますと、お腹を意識的にぺったんこにすると、骨格は連動して歪み、ディープフロントラインは下に下にと引っ張られることで、身体の深層部から下に引っ張られているベクトルになってしまいます。深層部からできてしまっているほうれい線は、リフトアップ化粧水や美顔器ではなかなか上がりません。骨格という土台をロールアップすることで、骨の上に乗っているほうれい線を改善していきましょう。

お写真の方くらいほうれい線がなくなることも可能です。もちろん一回のセッションだけでは、難しいですが、玉ねぎの皮を一枚一枚剥いていくように、身体の複雑に歪んだ歪みも、外側から一枚一枚剥いでいくことで、ほうれい線にアプローチできるようになります。

では、今日からほうれい線ケアのためにも、お腹の力は抜いて過ごしていきましょうね♡