少し前に男女講座を拝聴したのですが

その時に感じたことを少し。

妻とはどうあるべきか 
女とはどうあるべきか 
がテーマで

内容は

男性と女性の性差の説明
この性差により、
全然違う生き物なんですよと、
確かざっくりこんな感じだったように記憶してます。

講師は男性の方でした。

男性側から女性にはこうあってほしい
男性は単純な生き物だから安心していてほしい 
などそんな感じの内容でして。

女性が~じゃないからキャバクラとかに行っちゃうんだよ

みんな家で自分がキャバ嬢になったつもりで旦那さんを接待するつもりで とかなんとか^^;

そして、
講座の最後にお金の話になりまして。

結婚生活においておこづかい制は日本だけ!
世界中を見渡したら男性が財布を握ってる!というお話に進んでいきました。

あぁ
この方はこんな価値観だったんだと、とても残念な気持ちになりました。

元々その方を存じ上げてましたから。

多分それを聞いてた女性で同じように残念に思った方は少なくないはず。

その方は多分独身だったと思うのですが

結婚前からそんなことを考えて、
更に講座でそんな発言するような男性とは
結婚したくない女性が多いのでは?

もっと端的に言うと
『そんな男性は女性に選ばれないですよ!』

この方は講座する前に
歴史や女性性を学んでほしいと心から思いました。

実際財布をその方が握ることに引っ掛かってるわけではなくて、

わたしが感じたのは

この方は共有できないのかな?
支配したいのかな?
きっと本音で話しあえないな
こっそり遊びたいんだろうな

と、こう受け取るわけです。

結婚してそれぞれのご夫婦が話し合いの元に

家庭のお金をどうしていくかは、自分達で決めればいいと思うんです。

わたしが残念だったのは、
その講座を聞いてるのはメインは多分悩める30代の女性がメインなのではという講座。

日本はそもそも
権力と権威を分けてる国。

権力と権威を分けなかったら
独裁政権に簡単になりうる。

権力は総理大臣
権威は天皇陛下と分けてるんです。

家庭でも権力と権威を分けてきたから、敗戦したにも関わらず、
その後に高度経済成長が
あったのではないでしょうか。

高度経済成長時はマンハッタンにあるビルを日本の会社が買うなんてことは普通にありました。

タイムズスクエアの電光掲示板はほとんど日本の会社だったという時代がありました。

あの時代の男性は
(要するにわたしの両親の世代ですが)、
おこづかい制に不満を思ったりはなかったです。
父からそんなセリフ一度も聞いたことがない

父と母は毎月家計簿をつけて
月末は二人で話し合い通帳を眺めてました。

今月はいくら使った
来月はいくら必要など

まるで会社の会議のように
家庭のお金をどう使うか隠し事なく共有しあっていました。

父は父でお金のことなんか考える暇があるなら仕事に集中したい こんな父でした。

女性は
こういうところに真の男らしさを感じて、この人なら信頼できる、結婚したいと繋がるものです。

おこづかい制は日本だけ
奥さんが財布握ってるのはおかしいよ なんて講座で発言するような男性講師さん

それはね、動物で例えると

エサ持ってきたよ
ぼくのエサだけど、奥さん子供に少しなら食べさせてもいいよ、でも後は僕が食べるから  ってヤツです。

こんなオスと誰が一緒にいたいと思います!?www
こんな雄だと、マンモス仕留められないですよ
群れを率いることなんて出来ないでしょ。

せいぜいウサギや蛙しか捕まえられないんじゃない?

現代は共働き夫婦はとても多いです。日本人の所得は上がってないですから。

戦前や高度経済成長期のように女性が専業主婦でいられる時代ではないですし

家庭だけに収まりたくないという女性も多いです

僕のエサ少しなら分けてあげるよ、って男性は

共に歩んで行こう!と思われないですよ。

ピュアな30代女子たちに変なこと吹き込まないでよね、男性講師!

そして、女性たちよ!

気高くあろう♡