「水をたくさん飲めば健康になれる」というのを信じて、一日2L飲んでる芸能人が未だに後を絶ちません。一日、水2L論はもう30年、言い続けられています。30年前はコントレックスが異常に流行りましたよね。


今回はその「水の飲みすぎが体にどんな悪影響を与えるのか」について、解説しますね😉


水を飲みすぎるとどうなるの?

ネットや雑誌で「1日に2リットル以上の水を飲もう!」という言葉を見かけたことはありませんか?健康維持やダイエットにいいと紹介されることも多いですよね。もうこれ、30年言われ続けています。

(もういい加減、この水を摂りすぎると危険ということが世間に知れ渡ってもいい頃ですが・・・大企業のマーケティングによる刷り込みってスゴイですよね💦)

水を大量に飲むと、血液の中の塩分濃度が下がってしまい、体はその状態を“強力なストレス下にある”と感じます。

身体は塩分濃度、pHや浸透圧というのが体内で微妙に調整されているんですね!
余分に水分を摂取すると、血液中の塩分濃度が低下しますから、大脳は強力なストレス下と判断しちゃうんです。そもそもそんなに水を飲まない限り、塩分濃度が下がることって、日常に置いて、そうそうないですよね


ストレス反応が体に与える影響


水を飲みすぎると血液の塩分濃度は下がり、体は逆にナトリウム(塩)を守ろうとして、代わりにカリウムやマグネシウムといった大切なミネラルを外に出してしまうんですね。

その結果:

  • 細胞が興奮状態になり(ここ大事!)
  • 水の構造が崩れ
  • 炎症、線維化、さらには癌へとつながる可能性もあります(ストレス下でコルチゾールが分泌されるから)

このように、水の飲みすぎが体に悪循環を起こすことは、理論的にも『是』としていて、医師も水の摂りすぎに警鐘を鳴らしている方は沢山いらっしゃいます。

現代人はそもそもマグネシウム不足なのに、自らもっとマグネシウム不足にさせているという一面もあります。現代人、やたらと神経過敏の人多くないですか?それ、マグネシウム不足ですよ!

『不眠』はその神経が沈静しない、代表例ですよね。


むくみ・ダイエット失敗にも?

また水を飲みすぎて身体がストレス状態になると、むくみ(体が水をためこむ)が起こります。
これは見た目にも悪く、ダイエット効果どころか逆効果ですよ。

わたしも二人目の産後は、腎機能が低下して、娘を3㌔生んで羊水、胎盤で5キロ産み落としてるのにも関わらず、1キロも!! 1キロも!減りませんでした😢

まさに身体が水を溜めこもうとしている状態でしたよ。

Instagramにもこの時の画像をUPしてますので是非ご覧ください!

『よく産後はね~仕方ないよね~』というお声を頂きますが、産後でもここまで腎機能落ちて水分調整が出来なくなる人はそうそういないです。この時はほんとに焦りました💦 このまま痩せなかったらどうしよ~Σ( ̄ロ ̄lll)ガーンって。 

子供は水、沢山飲む?

そもそも、子供に水筒を持たせるようになったのは東日本大震災が起こってからです。

それまでは、幼稚園、小学校では、水筒を持たせる習慣はありませんでした。

わたしが子供時代も水筒は遠足や社会科見学、運動会の時くらい。 

皆さん子供の頃、どれくらい水飲んでました? 

朝起きて、給食、帰宅後、夕食時 せいぜいこのくらいではなかったですか? 

うちの子供たちは、どちらも水筒の水を全部飲み干してきたというのは、炎天下で運動会の練習をしている時くらいです。日常の学校生活で水筒飲み干すことはまずないです。 


健康は「バランス」が大事

「健康に良さそう」と思われることでも、逆効果になることがあるということを覚えておきましょう。
体の声を聞き、必要なときに、必要な量だけをとる。

色々と『TVや雑誌でいい』と言われることをやっていない人で、食が慎ましい人がいつまでも若くておキレイですよ✨
それが本当の健康につながる道です。