こんにちは!骨格ボディメイクスペシャリストの林みほです。(波動測定会にて、細胞の老化をも改善するエビデンス作りましたので肩書どうしようかと検討中です♪ 骨格周波数セラピスト?いや、これではなんだかダサい💦、イマココを行ったり来たりしておりますw ネーミングセンスゼロでございます)

さて、本題に行きます!


今日は、歩き方や立ち方に関して、多くの人が一度は疑問に思うテーマを取り上げます。

やれ、踵重心がいいとか、いやいや江戸時代はつま先から歩いていたとか、この論争いつの時代も終わりがなく、今後ともまだ終わりがみえませんw 

今日はそこんとこ、掘り下げて分かりやすく伝えていこうと思います❤

重心はどこにかけるのが正しいの?

  • 「踵に重心をかけましょう」
  • 「いや、つま先寄りで立ったほうがいい」

ヨガやウォーキング教室などでも、教える人によって真逆のことを言われたりしませんか?

どっちが正しいの?と迷ってしまいますよね。私自身ウォーキングの指導をしている時が、

『かかと~つまさき~おしり~と 頭文字とって カツオ カツオ♬』と指導しておりました💦

間違えではないのですがこれって、結局筋肉意識で、その意識は過緊張を作り、呼吸が浅い身体作りにもなってしまってます。

勘違い①:踵重心が正しいと信じている

これは「後ろに引いて安定させよう」という意図がベースになっております。


ですが、踵に重心を乗せすぎると、骨盤が後傾しやすく、腰が引けてしまいます。
結果、反り腰やストレートネック、巻き肩などの原因になりやすく、足のアーチも潰れていきます。(これ、昔のわたしです💦)

しかも、重心が後ろにあるということは、体を前に移動させるには“前もも”や“ふくらはぎ”などの筋肉をガンガン使わないと動けない状態。
つまり、「疲れやすい歩き方」になってしまうのです。

車で例えていうと、バックにギアを入れているのに前進しようとしている車です

勘違い②:つま先重心の方が“前向きで健康的”

サッカーはあまり詳しくないですが、たしかクリスチャーノ・ロナウドはつま先重心でしたよね。だから、つま先重心が正しいという理論。

更に、「前傾姿勢で歩くほうがスポーティで健康的」そんなイメージから、つま先に体重をかけすぎる人も少なくありません。
ですがこれも大きな落とし穴。

つま先に重心が乗りすぎると、足指(趾)を握り込むような形で地面をつかもうとしてしまい、

  • 外反母趾
  • 足裏の疲労感
  • 膝の突っ張り
    などを招きます。

さらに、前方重心のまま動こうとすると、重心を支える力が足りずに「体を固める」クセが出てきます。
結果として、動きがぎこちなくなり、肩や背中にまで余計な力が入りがちです。

勘違い③:そもそものズレ「どこかに重心を固定するのが良い」

これが最も根深い誤解かもしれません。
そもそも人間の体は「動くためにある」ものであり、重心は静止した状態でも微細に移動し続けています。
それが「バランス」の本質

つまり、“正しい重心”とは、どこかに固定するものではなく、“支点として機能する場所”に通すものなのです。


そもそも論として「重心は踵 or つま先に固定すべき」という発想自体が、體の自然な構造や動き、もう一度言います、動きに逆らった考え方なのです。

改善の鍵:「距骨」が支点になると身体は変わる

距骨は、足の中で唯一筋肉が付着していない骨です。

なので、距骨は意識的に動かすことができず、ズレても自覚しにくいという性質を持っています。 しかし、ここに全体重がかかるため、ズレるとそのまま全身のバランスが崩れ始めます。

  • 距骨が傾く → 身体がバランスを取ろうと歪む
  • 結果として → 太ももの張り、前ももの張り、脹脛の張り、膝痛、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、むくみなどに発展  

だからこそ、重心は「かかと」でも「つま先」でもなく“距骨を支点”にバランスを取ることが大切なのです。


改善方法:距骨を感じるワーク&正しい感覚の習得

①“あなたの重心タイプ”チェック

  • 靴のかかとが減っている → かかと重心タイプ
  • ふくらはぎが張りやすい、つま先側が痛む → つま先重心タイプ

②距骨ニュートラル感覚ワーク

  1. 靴を脱いで、素足で床に立つ
  2. 目を閉じ、前後にゆっくり体重を移動
  3. 一番“ふわっ”とバランスが取れる場所が「距骨ポジション」

③赤ちゃん歩きの真似をしよう

赤ちゃんは筋肉ではなく骨格バランスで歩いています。

  • 足裏全体で接地
  • 体を固めない
  • ふらつきながらも前に進む

この感覚を思い出し、距骨を通じた歩き方を練習することで、無駄な力が抜けて動きやすくなるのです。


重心は「流す」もの。支点は「距骨」

そんなこと言われても難しい・・・という方にはココだけを意識してください‼

  • 距骨という支点で歩く事に意識してみる
  • 骨格で支え、筋肉は補助的に使う

この2点だけで大丈夫‼

こうした意識の切り替えが、疲れにくく、しなやかに動ける身体への第一歩です。

今日から、あなたも“足元”から自分の体を見直してみませんか?

自分ひとりだと限界を感じている方はコチラ